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人を信じるのは大切なことか?

飛行機代をなくした見ず知らずの少年に医者が6万円貸してあげたら、後日返ってきた」
 という「沖縄美談」には、いくつも問題がある。
 
 まずは、少年が6万円をなくした理由である。
 すられたか落としたか、どちらかであろう。
 どちらにせよ、返ってきていないということは、盗られたのであろう。

 次に、飛行機代をなくした少年を、貸した医者の周りのみんながウソツキ呼ばわりしたことである。
 詐欺が横行している世情が、みんなにそう言わせてしまったのである。

 もう一つは、
「人を信じてよかった」
 という、まれな出来事を美談として喧伝(けんでん)する行為である。
 私は28年前に尾張一宮駅前で見ず知らずの少年に電車賃1万円を貸してあげたことがあったが、返ってこなかった。
 住所電話番号を教えてもらっていたが、まったくのデタラメであった。
 いわゆる、寸借詐欺ってヤツである。
 人を信じるのは理想である。
 裏切られるリスクが高いという現実を喧伝することこそ、メディアの務めであろう。
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桜田史弥.

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歴史チップス」の現代版です。

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