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欧州への難民流入を防ぐために「イスラム国」に空爆するのはアリか?


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 戦中、アメリカは日本が降伏しなければ十数発の原爆を落とすつもりでいたという。
 たとえ十数発落とせたとしても、「御聖断」がなければ日本は絶対に降伏しなかったであろう。
 すでに地方都市まで焦土と化し、疎開が進んでいた日本のどこに原爆を落とすつもりだったのであろうか?
 5発目以降の効果はほぼなく、かえって日本に核開発のヒントと材料を与え、アメリカはゲリラ戦の恐怖と核テロの脅威に悩まされることになったであろう。

 イスラム国に「御聖断」はない。
 空爆だけでイスラム国を降伏させることなどできまい。
 そればかりか逆効果であろう。
 イスラム国の戦闘員はシリアの民に紛れて戦っている。
 これを空爆すれば民の家を壊すことになり、かえって難民を増やしてしまう。

 難民を増やさないように空爆する手がないわけではない。
 軍民区別なく攻撃すればいいのである。
 シリアの人口そのものが減れば、自動的に欧州へ流入する難民の数も減る。
 英仏が空爆で始末したいのは、イスラム国の戦闘員よりプレ難民といえよう。
 もしそうだとすれば、言い訳無用の戦争犯罪である。
 英仏の「犯罪」に賛同し、人道支援の名を借りた軍事支援を行う日本が、イスラム国から「共犯者」扱いされるのは当然といえよう。



● イスラム教スンニ派過激派武装組織「イスラム国」 ●

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桜田史弥.

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