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子供にはどのようにして「命の尊さ」を教えるべきか?


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 命の尊さというものは押し付けるものではない。
 自分で気づかなければどうにもならないことであろう。
 命のつながりが分かれば、自然と感情がこみ上げてくるものである。
 大人は教育するのではなく、気づかせるように仕向けるべきなのである。

 大人が矛盾を重ねているから、子供は迷うのである。
 昔の政治家は日本人がテロリストに捕まってカネを要求された時、
「人の命は地球より重い」
 としてカネを払ったものであった。
 ところが今の政治家は、
「自己責任でしょ」
 である。
 大人は子供に、
「カネは人の命より尊い」
 と、教えているようなものである。

 大人がしている矛盾はいくらでもある。
「人は殺してはいけないけど、害虫は殺してもいいんだよ」
「普段は人は殺してはいけないけど、戦争の時は殺してもいいんだよ」
「希少動物を殺していけないけど、増えすぎた動物は駆除しているんだよ」
「ペットを殺してはいけないけど、家畜は殺して食べているんだよ」
「ペットを殺してはいけないけど、保健所送りにされたペットは殺しているんだよ」
 子供は納得できないのであろう。
 矛盾の理由に気づいてこう聞いてくる子供もいるであろう。
「つまり、生かす殺すも人間の自分勝手ってことでしょ?人間に悪いことをしている動物は殺されるのに、地球に悪いことをしている人間が殺されないのはどうして?」
 こうなったらもう大人は開き直って悪を認めるしかない。
「子供は大人に口答えするな!これと同じことだ!畜生共が人間様に口答えすることなど許されないのだ!」

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桜田史弥

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歴史チップス」の筆者が最近のニュースにも口出しします。

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