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富岡製糸場世界遺産正式登録


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 群馬県と栃木県は双子である。
 太古には毛野という一つの国であった。
 それが上野国(群馬)と下野国(栃木)に分裂したわけである。
 古代には親王任国である上野のほうが格上であった。
「下野なんて、『シモの毛』みたいなもんだ」

 上野国民には下野国民より格上という誇りがあったであろう。
 が、中世に上野の新田義貞が下野の足利尊氏に敗れてから立場が逆転したようである。
 現在に至っても、県の人口も県庁所在地の人口も、栃木県の方が勝っている。
 栃木県民の自慢はこれであろう。
「我が栃木には世界遺産日光東照宮がある。群馬には世界遺産がない!」
 群馬県民は悔しかったであろう。
「日光東照宮に祭られている徳川家康は新田氏の子孫なのに~。どうして徳川さんは地元に造らせなかったんだよ~」
 しかし今回のニュースによって、少しは無念を晴らせたのではあるまいか?



● 富岡製糸場世界遺産 ●

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桜田史弥

Author:桜田史弥
歴史チップス」の筆者が最近のニュースにも口出しします。

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