侍ジャパンはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝できるのか？

　今回の侍ジャパンは最強である。
　優勝した第１回や第２回のメンバーよりも実力がある。
　が、最強ゆえに油断して欲しくはない。
　必ずしも最強が勝つとは限らないのが勝負である。

　もう一つの心配事は焦燥である。
　侍ジャパンは打ち出すと無敵になるが、得点できるまではそうでもない。
　得点できない回が続けば続くほど、どんどん焦燥は増してくるであろう。
　が、これらもチェコ戦の吉田正尚選手やイタリア戦の大谷翔平選手のように打ち砕ける達観者がいるため、杞憂(きゆう)であろう。

　ああ。
　歓喜感動の連続だったWBCもあと２試合である。
　３月22日に侍ジャパンがマイアミで舞うのは間違いないであろう。
　次回大会は戦争でそれどころではないとみられるため、国民は彼らの栄光の勇姿を目に焼き付けておくべきであろう。



●ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)●